趣味や資格取得、仕事での専門分野のスキルアップなど、専門留学も幅広くなってきています。コース期間は数週間の短期から1〜3年の長期まで様々で、入学に必要となってくる英語力も、大学入学と比べると低くなりますので入り易くなっています。おけいこ留学といった呼び方もあるように、短期間で専門的なことを学べるプログラムなども人気があります。
専門学校では大学などで学ぶ理論的な内容とは異なり、卒業後勉強した分野での即戦力と成り得るようより実践に近いカリキュラムが組まれているのが特徴です。アメリカやカナダでは“Vocational School(ボケイショナルスクール)またはCareer School(キャリアスクール)”、イギリスでは“FE College(エフイーカレッジ”、オーストラリアでは“TAFE(テイフ)”、ニュージーランドでは“Polytechnic(ポリテクニック)”とそれぞれ専門学校を指す呼び名が違いますが、どこの国の専門学校も長短期の様々なサーティフィケートやディプロマコースを持っていて、留学生の受け入れも積極的に行っています。
学校によってはアート系、ビジネス系、またはダンスや演劇、ボイストレーニングなど特殊な分野を専門にしているカレッジも多くあります。各種資格コースも短期から長期まで様々で、ビジネス・IT関連からアート、ファッション、グラフィックデザインなど様々な分野の短期ディプロマ・サーティフィケートコースを受講できます。また一定レベルのディプロマを取得すると、大学学部の2年や3年に編入できることもあります。
語学学校でも、英語＋アート＆デザイン、英語＋ダンス、英語＋ビジネスなど、英語＋αのプログラムを持つ学校が増えています。こういったプログラムは通常数週間から3ヶ月までの短期コースが多く、短い期間で英語と趣味の部分の両方を学びたい方にお勧めです。
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